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アンケート

実家の母から電話があって
「お父さんのことで国立がん研究センターってところからアンケートが
来てるけどよくわからないから見てほしい」とのこと。

以前の記事でもご報告したように2018年の7月の末台風12号が関東を襲ってる最中、
実家の父が末期の胃がんで亡くなりました。
https://anniealice.blog.ss-blog.jp/2018-07-21
そのことでアンケートが来たようです。
アンケート2.jpg
行政が死亡届を受理すると保健所に報告が行きそこから都道府県に行き
都道府県知事が内容を精査して厚生労働省に情報が動くそうです。
なにを精査するのか、厚労省まで行く情報と行かない情報の違いまでは
わからないのですが、ともかく厚労省まで行った情報の中から
無作為に選んでアンケートが来るそうです。

目的は
”大切な最期の時間をその人らしく、より良く過ごすことができる医療を
実現するための対策に役立てます”
ってことです。

母はなんだか、面倒に思ったようで気が進まないようだったので
私が記入するすることになり持ち帰って記入しました。
設問は45個あってけっこう踏み込んだ内容もあって
父本人について、病状について、私たち家族の心情について、
父が受けた医療や介護サービスについてなど
とてもパーソナルことまで多岐にわたっていました。

でも、この回答が今後に生かせてもらえるのなら
とても良いことだと思いましたし
生かしてほしいって思いました。

父は幸い主治医に恵まれていたと思いますし
福祉のスタッフさんもみなさんプロフェッショナルを感じました。

とにかく末期の胃がんのターミナルケアとしては
スムーズに行ったと思います。
たまたま父は親族がいなかったから決定権は
私たち家族ともちろん父本人だけで
他に異論を唱えるひとが居なかったのも要因だとは思います。
無駄な延命なく緩和ケアが出来たのはよかったと思います。

人と犬を一緒にしては・・・ですが
動物医療でもぜひこういうアンケートをしてほしいと思います。
犬や猫は自分で人間の言葉を話すことはできないわけですから
ターミナルケアがどうだったか、適切だったか
飼い主さんからの言葉を聞くしかわからないですもの。

父のアンケートにありましたが
医師からどの程度病気の説明があったかとか、余命の説明とか
ケアについての説明とかに回答する項目がありました。
人の医療も動物医療もここが大事ですよね。
結果完治していく病気ならまだいいですが、ターミナルケア
になっていく病気にたいしてきちんとした説明や提案がなかったら
ずっと遺族は解消できないものをかかえていかなきゃいけなく
なってしまいますものね。

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